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穴を掘らせるな
2021/12/29 │ カテゴリー: 最新情報
こんにちは『たつじん』です。
今回も記事を読んでくださり、ありがとうございます。
今回は
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穴を掘らせるな
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穴を掘る動物はいます。
もぐらがその代表になると思いますが、もぐら以外にも穴を愛している動物もいます。
その開けた穴によっって、色々よくない影響もありますのでその辺を紹介していきます。
「同じ穴の狢(ムジナ)」ということわざがありますが、このムジナとは主にアナグマのことを言います。アナグマの掘った穴にタヌキが住むことがあり、見た目も似ていることから、このことわざは「実は同類」という意味で古くから使われてきました。しかし実のところは同類ではなく、タヌキはイヌ科タヌキ属、アナグマはイタチ科アナグマ属です。
北海道以南に生息しているアナグマ(ニホンアナグマ)は、胴長で小さな頭、短い尾が特徴。顔には頭部から目の下にかけて黒い模様があり、鼻筋が白いので、名前の似ているアライグマよりも外見はハクビシンに似ています(見分け方としてはハクビシンは尾が長い)。その名の通り、5本の指の長い爪を使って穴を掘るのが得意で、竹林などに巣穴を掘って暮らします。雑食性で、土を掘って昆虫の幼虫などを食べる他、甘みのある果実を好むため、年々、農作物への被害が増加しています。
日本の固有種であるニホンアナグマは、過去に数を減らして絶滅危惧種に指定されていたこともあります(今も一部の府県では準絶滅危惧種となっています)。しかし、国内の竹林の増加によって巣穴作りに適した生息域が広がり、アナグマの数が年々増加。人里を最高のエサ場として、農作物への被害も拡大してきました。
頻繁に見られる被害状況としては、イチゴ、スイカ、トウモロコシなど、アナグマの好物とされる甘みのある作物への被害の他、雑食性のため、養蚕施設に入り込んで蚕を食べたという報告もあります。また、得意の穴掘りで農地を掘り起こされたなど、アナグマ特有の被害も発生しています。
アナグマの被害を防ぐために一番重要なのは、地面を掘って農地に入ってくるのを防ぐことです。防護柵を設置する場合、柵の下部30センチ程度を地面に埋め込んで、侵入を防ぎます。その際、地上部分の高さが40センチ程度だと乗り越えられる危険があるので、柵の高さを補う工夫が必要です。
また、被害発生前ならば、電気柵の使用も効果的です。あえてアナグマが登りやすい40センチ程度の高さに設定し、そこに電流を流すことで、感電するように誘導します。これは他の中型動物にも有効な装置ですが、アナグマだけは、一度でも農作物を食べて味を占めてしまうと、登れそうな高さの柵でも登らずに、より得意な「掘る」行動をとるようになる可能性があります。電気柵は、必ず被害が発生する前に設置しましょう。
一般的にはなじみが薄く、他の動物と比較するとまだまだ謎な部分が多いアナグマ。まずはその生態や行動を知り、個人での防護対策と地域ぐるみでの対策を重ねて、農作物への被害を食い止めたいものです。敵は穴掘り上手、地面の下からの侵入・巣穴作りを防ぎましょう。
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