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特定外来生物:ブルーギル
2022/1/26 │ カテゴリー: 最新情報
こんにちは『たつじん』です。
今回も記事を読んでくださり、ありがとうございます。
今回は
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特定外来生物:ブルーギル
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ブルーギルの目でブルーギルが釣れるという話はよく聞いたことありますが、そんなブルーギルもアメリカからの刺客でした。
在来種の魚たちの天敵になっている「ブルーギル」
原産地北アメリカ東部
全長25cm。生後約1年目までの幼魚では体形がやや細く、体側には7~10本の暗色横帯がある。成長するにつれ体高が高くなり体色は濃灰褐色から暗褐色に黒ずみ、横帯はやや不明瞭になってくる。雌雄ともに鰓蓋後端のやや突出した部分の色が濃紺ないし黒である。
湖沼やため池、堀、公園の池などに生息し、湖では主に沿岸帯の水生植物帯に、河川でも主に流れの緩やかな水草帯に生息する。河川の護岸や人工漁礁にもよく集まり、小型魚は小さな隙間のある構造物を、大型魚は大きな隙間のある構造物を好む。
雑食性であり、昆虫類、植物、魚類、貝類、動物プランクトンなどを餌とする。 1回の産卵数は平均的なサイズの個体で21,000~36,000粒である。
定着実績
ほぼ全国的に広範囲に分布。
被害状況
■生態系に関わる被害
- 日本各地の湖沼やため池、堀などに侵入・定着し、優占魚種の一つとなっている。
- 環境省により選定された「日本の重要湿地500」に取り上げられた水域のなかで、気候条件や塩分条件などにより定着の可能性が想定される259箇所のうち、少なくとも46箇所(18%)に侵入している。
- 滋賀県瀬田月輪大池ではブルーギルが急増した時期にモツゴが激減しており、これはブルーギルによるモツゴの卵・仔稚魚及び成魚の捕食や餌をめぐる競争がモツゴの減少をもたらしたためと推察されている。
■農林水産業に関わる被害
- 捕食による漁業被害の可能性が示唆されている。また、本種が多く生息する湖沼では多数混獲されることにより操業に著しい支障をきたしている。
取扱い上の注意
-
備考
釣り魚として利用され、一部では観賞魚としても利用されていた。捕獲率の向上などの防除対策、防除された魚の持続的利用(食魚としての利用)などの研究が行なわれている。イギリスや韓国では生体の持込が禁止されている。
(参考資料:http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list/L-sa-05.html)
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