最新情報
ヒストプラスマ症について
2022/6/22 │ カテゴリー: 最新情報
こんにちは『たつじん』です。
今回も記事を読んでくださり、ありがとうございます。
今回は ヒストプラスマ症についてです。
人獣共通感染症について、しばらく紹介していきましたがそれも終盤に入ってきました。
本当はまだまだあるのですが、全部紹介していると膨大な量に合ってしまうので日本で確認されているものや事例が多いもので絞っています。
そして、今回はヒストプラスマ症についてなのですが、これは輸入真菌症の1つで、世界的に見られる感染症です。
ヒバリやコウモリなどの糞に好んで発育します。
27℃の温度では繁殖スピードが遅くなるということが確認されている菌による感染症です。
症状
ヒストプラズマは4種類の症状に分かれます。
1 .急性肺ヒストプラスマ症
一過性にインフルエンザ症状に近いが、自然治癒します。
2 .慢性肺ヒストプラスマ症
結核に似た症状を示します。
3 .全身性ヒストプラスマ症
小児の場合は急性が発症しやすい、細胞性免疫不全の患者は慢性型になりやすいです。
4 .眼ヒストプラスマ症
血行散布により二次的に発症する。特に乳頭部周辺および網膜が侵されやすいです。
治療・予防
治療薬はイミダーソル系がよく投薬されます。ヒトからヒトへの感染は通常のケースとしては少ないとされています。輸入感染症ということもあり、日本でもパンデミックが起こる可能性が危惧されている感染症とされています。
海外渡航の緩和され、海外に行く機会も増えてくる方もいる中で感染症のリスクも今より高くなる可能性があります。
現地の動物への接触には十分に気をつけましょう。
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